百年の叡知

問い:ランナーが1・2累間に挟まれた時、キャッチャーはどこにいるか?
答え:1塁のベンチ前にいる。


 野球は百年以上の歴史を持つ古い「ゲーム」で、よくよく調べてみるとものすごく高度な計算とリスクコントロール、リソースコントロールによって成り立っていることが解ります。
 上の答えについて説明しますと、「1塁への送球が逸れた時にボールが一塁ベンチ前に転がるから」ということです。プロ野球ではそんなミスは1年に1回か2回というレベルですが、キャッチャーたちはその「1回」をフォローするためだけに走る訳です。