アストゥーリアスとミネルバトン・サーガ

 その昔、「ミネルバトン・サーガ」というファミコンのゲームがありまして*1
 重厚な世界観と美しいBGM(と大変ザルな戦闘システム)で(一部のマニア層に)大ウケだったんですが。……復刻されたりしないところを見ると売り上げ的にも話題的にもイマイチだったんでしょうなあ。
 僕はこのゲームのエンディング・テーマがものすごく好きだったのですが、当然のことながらサントラなんぞ出ませんで。
 その後例によって良くない執念を燃やした結果、「アストゥーリアス」というアーティストが音楽を手がけていたらしい、ということが分かったのですが、時既に遅く入手不能な状態になっていました。


 しかし執念とは燃やしてみるもの。僕がKYOKO Sound Laboratoryの追跡に躍起になっていた1999年になって、アストゥーリアスの1stアルバム「Circle in the forest」が再販されたのです。喜び勇んで購入し、「おお、これはオープニングの曲っ」とか夜中に叫びながら浸っておりました。けれども、その後2ndアルバム、3rdアルバムと復刻されるのかと思いきやそれは成らず、アストゥーリアスは再び水の底に潜ってしまわれたのです。


 さすがにもうだめかと諦めていた(というか仕事が忙しくてCD探しているどころじゃなかった)のですが、最近になって「アストゥーリアス復活」のニュースを聞き、調べてみると長らく廃盤になっていた2nd、3rdアルバムが通販で注文可能になっているではありませんか!
 


 というわけで今まさにブリリアント・ストリームス(ミネバトのフィールド曲が使用されている)を聞いていたりします。ああ、懐かしい……。

*1:ちなみに1987年発売