因業

 というわけでいきなりとっておきのネタを使い果たしてしまいました。
 しばらくしょうもない話しが続くかもしれませんが、生暖かい目で見守って頂ければと思います。


 モノを作る仕事というのは因果なもので、日常・非日常を問わずあらゆる経験が商売のタネになったりします。
 だいぶ前の話しなのですが、夜中に仕事をしていると「キキーッ!」という派手なブレーキ音の後「ぐしゃあっ!!」とナニかが盛大に潰れる音が聞こえてきました。そこで僕は「事故だ、助けに行かなければ」とか「もしや火事になるかも。とにかく様子を見よう」とも多少考えはしたのですが、それよりなにより「取材に行かなければっ」とか考えてしまいました。人間失格ですね。


 ところで、この時消防車のサイレンは聞こえてきたのですが、救急車のサイレンは聞こえませんでした。現場を見に行った時には既に待機していたのですが。
 もしかして、複数の緊急車両が同時に出動する時は、サイレンを鳴らす優先順位とかが決まっていたりするんですかね。消防車が最も緊急度が高いとか。