Musical Baton Vol.2
なにやら2回目が回ってきてしまいました(笑)。
前回は個人的に印象深いエピソードのある曲を選んでしまったので、今回は実際にヘビーローテで聞いていた曲の話しをしましょう。1,3は変化がないので2,4だけ。
2.Song playing right now
ASTURIAS「Distance」(CRYPTOGAM ILLUSION)
ここしばらくこれで生きてました。アップテンポの軽快な曲なので、仕事中、どうしても気力を取り戻さなければならない時によく聞きます。
僕は飽きるまで同じ曲を聴き続けてしまう癖があります。そのため、同じ作業を延々繰り返している間、同じ曲だけを聴き続けることになり、だんだんその時の気分や作業の記憶が曲を聴くだけで蘇ってくるようになります。この曲にはおそらく「メガテンの原稿を書く」という記憶がインプットされることでしょう。
4.Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
・増子司「Death Match〜死闘」(女神転生I・II合体盤)
Wizardry Bane of the Cosmic Forgeのキャラメイクをしながら延々聞いていました。よってこの曲を聴くと「高ボーナスポイントが出るまで延々作り直し」をしていた時のカーソル操作の感覚が戻ってきます。
・ORIGA「リリカ '96 Ver.」(aria)
Magic:the Gatheringにはまり込んでいた時のヘビーローテ。歌っているのはロシア人のおねーさんです。最近では攻殻機動隊Stand Alone Complexの主題歌で有名。
ミラージュからテンペストあたりのカードのにおいと、梅雨時になると手の中で妙に滑るカードの感触が染みついた曲です。
・佐藤裕美「夢影深遠」(ヤミと帽子と本の旅人)
『グローリアス・サーガ』作業中のヘビーローテ。
成年向けPCゲームの曲というと偏見の目でみられそうですが、最近では実力のあるクリエーターが増えてきました。中でもこの曲を手がけた現Elements Gardenの上松範康氏に注目してます。TRPGファンには「エンゼル・ギア」と世界観を共有するPCゲーム「エンゼル・コア」の曲を手がけた人、というと少しわかりやすいでしょうか(笑)。
気がつくと人造言語やロシア語、イタリア語など、個人的になじみのない言語の曲を選んでしまいます。作業に集中するにはその方がいいんでしょうね。
・Propellerheads「Spy-break!」(Matrix)
映画「マトリックス」後半でネオとトリニティーがくるくる回りながら撃ちまくるシーンの曲。仕事を始める前、トーキョーN◎VAとかMETAL HEAD MAXIMUMとかを延々遊んでいた頃のヘビーローテでした。この曲を聴くとSMGを撃ちまくるキャラが作りたくなります。
・coba「シトロン・ギャル」(Mania Coba)
アコーディオニストcobaこと小林靖弘氏のアルバムから。
この曲を聴くと僕の脳には「feat」とか「competence bonus」とか「AoO」とかいう単語が浮かびます。
というわけで「バトンを渡すならこの人かなあ」という人には全て渡ってしまったようなのでやっぱりバトンの渡し先はキャンセルです。