笑う男
既にいろんなところで報じられている話しではあるのですが。
7/31のアジアカップ、ヨルダン戦で日本がPK戦の末奇跡の逆転勝利を挙げました。
僕はこの試合を仲間と一緒に見ていた訳ですが、むろん0-2の時点でかなり諦めムード。「逆転の可能性って1%もないよな」とか「川口に神が降臨するのを期待するしか」「相手が1ゾロ振るかもしれないし」とかみんなで好き勝手なことを言っていました。
結果はみなさんご存じの通り「川口選手にはマジで神が降臨していた」訳です。
さてここからが本題(長っ)。
ヨルダンの5本目のシュートの前だったと思いますが、ゴールの脇で集中を高めていた川口選手はあろうことか「にやり」と笑っていたのです。いや本当に。
「笑う」という行為は脳が全身に「リラックスしたまひよ」と指令を送っている訳で、その笑みが自然とこぼれたにせよ、無理に作って見せたにせよ、彼はあの極限の状態でもリラックスしようとしていた、と考えられる訳です。
勝利の翌朝、スポーツ新聞を眺めつつ◎;氏が「これほど『窮地に追い込まれるほど闘志を燃やし、勝負強さを発揮する』なんてフレーズが似合う男はいない」とか言っていました。彼のその「勝負強さ」の理由は、そういうところにもあるのかもしれません。