椎茸の話
昨日の日記のタイトルは「箱入り娘」にすればよかったなあ、などと書き終わった後に思いついて見たりしました。まあ今からでも編集はできる訳ですが、後ほどそーゆーネタでまた何か書くことにいたしましょう。
ところで今日書くはずだった話を脳みそからカット&ペーストしようとしたんですが、どういう訳かCtrl+Vを押しても何も入力されません。脳みそのクリップボードからいつのまにか消えてしまったようです。
しかしそこはそれIT革命。もしかしたら誰かが何か受信しているかもしれません。ひとまず仲間に聞いてみることにしましょう。
僕「日記に何書こうとしてたんだっけ。誰か覚えてない?」
ちなみに今日の分のネタを誰かに話したことはありません。しかしそこはそれ百戦錬磨のV氏。彼はあわてずさわがずこう答えました。
V氏「椎茸の話」
僕「おお」
という訳で今日は椎茸のお話です。
子供の頃、休日になると台所からたとえようもない悪臭が立ち上ってきまして、それはそれはめまいがして吐きそうになるくらい耐え難いものだった訳です。そうなると僕は2階の自室に籠もり、布団を頭からかぶってやり過ごしたものでした。
後から解ったことですが、それは母が椎茸を焼く匂いでした。以来僕は椎茸の匂いを嗅ぐたびにその頃の記憶が蘇るのか、椎茸が食べられない身体になってしまった訳です。お吸い物や肉まんの具として使われている場合は匂いがしないので平気なのですが、現在でも焼き椎茸は食べられません。
子供の頃というのは感覚が敏感で、大人になると感じられなくなるような刺激も感じてしまうそうです。よく言う「子供には大人の味がわからない」とかいうのは、実は「大人には子供の味がわからない」ということのようです。
僕の椎茸嫌いも実はそのへんから来ているのかもしれませんね。