アーロン・エルキンズ

 9月こそはカレンダーを全部日記で埋めたいなあとか思いつつ、奇跡は起こらないから奇跡っていうんですよね?*1


 やはりミステリ読みである親父の影響で、けっこう海外ミステリも読んだような気がしますが、気が付いてみると作者買いを継続している海外のミステリ作家はもうエルキンズしか残ってないのだなあと気づいてみました。
 この人の代表作といえばもちろん「スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー」シリーズな訳です。
 僕はこーゆー蘊蓄たっぷりの話しに弱いもので、『でも、三万年前の頭蓋冠頭頂後部片を盗むなんてことがあるもんでしょうか』なんてゆーエルキンズ独特の台詞回しがお気に入りです。


 ところでこの人はどうもナチスドイツにひとかたならぬ思い入れがあるらしく(というとかなり語弊がありますが(笑))、これまでに3つの異なるシリーズ(ベン・リヴィアの続編はまだ発表されてませんが)でナチの話しをやってます。まあ、それぞれ違う話だからいいんですが。
 もしかして、これはエルキンズにとっては「お約束」なんですかね?(笑)


 本国ではギデオンのシリーズの最新作*2が発表されたようで、翻訳の待たれるところです。

*1:起こりませんでした……。

*2:『Good Blood』