さだまさし(上)

 僕は歌が(中略)きれいなおねーさんが好きなのですが、ひとまずそれは脇におきまして。


 さだまさしとゆー人は今でこそ広島の原爆記念日になぜか長崎でチャリティコンサートを開く奇特な人として知られている訳ですが、もちろん若い頃に多額の借金を背負ったことでも知られている訳です。


 この人は何を思ったか「長江」とゆー中国を舞台にした映画を自分で作ってしまいまして、実に10億円もの借金を背負ってしまいました。普通ならそこで破産して第二の人生を歩みそうなものですが、どういう訳か彼は諦めませんでした。
 その後20年に渡り、彼は年間百回、延べ2千回とゆー異常な数のコンサートを開き、借金を完済してしまったのです。


 ありえねー。


 3日に1回のコンサートって要は年がら年中コンサート開くかその準備に追われてるってことですよなあ。その上この人は二百曲とか三百曲とかいう数の曲と歌詞を書いている訳です。この事実を以て彼を天才と呼んでも差し支えないでしょう。その割りにはなんかいまいちメジャーというには地味な感じですが(笑)。


 彼の詞は常に人間に対する愛に溢れていて、あんまりにも真正面過ぎてこっちが気恥ずかしくなるよーな恥ずかしさに満ちています。……メジャーになりきらんのはその辺かのう。
 さすがに曲が多すぎ、ベスト3といってもなかなか絞れませんので、彼の話はまた日を置いて書こうかと思います。


邪馬壹(うつろひ)
道化師のソネット(昨日達)
O.K!(ADVANTAGE)